
乾燥肌だと医薬品の塗り薬でケアしたいなぁ…
何を選べばいいのか知りたいんだけど。
という悩みに答えます。
肌が粉をふくくらいカサカサすると、ドラックストアで買える医薬品の塗り薬で整えたいですよね。
しかし、自分に合っていないものを選ぶと逆効果になってしまう危険性も!!!
この記事では、乾燥肌にいい薬の選び方や日常生活でできるカサカサ対策についてまとめています。
この記事を読み進めていただくと、塗り薬の効果的な使い方やおすすめの人が分かるので、ドラックストアで相談できなくても失敗しません。
肌が健やかになると、睡眠の質も良くなり肌の調子も上向きになりますよ♪鏡で見た自分や何気なく触れた肌が、しっとりスベスベになるようスキンケアしましょう。
乾燥肌の塗り薬の選び方
ポイント
- ヘパリン類似物質が含まれたものを選ぶ
- パラベンやエタノールの入ったものは避けて選ぶ
- 広い部分にはローション、狭い範囲には軟膏を選ぶ
それぞれ、詳しくみていきましょう。
ヘパリン類似物質が含まれたものを選ぶ
乾燥肌に足りていないものを補う お肌に「水分」が足りていない時は、皮膚の表面がザラついたり、肌のつっぱりを感じます。
肌の水分不足には「ヘパリン類似物質」が含まれたものを選ぶと、肌の内側の角質層まで水分を届かせ、持続した水分保持が期待できます。
パラベンやエタノールの入ったものは避けて選ぶ
バリア機能の回復を意識 お肌の潤いを持続するには「バリア機能」が大切です。このバリア機能は油分と水分のバランスが非常に大事な為、水分のみのケアだけでは回復に至りません。
基本的にはパラベンやエタノールの入ったものは避けて刺激の少ないものを選ぶようにしましょう。
広い部分にはローション、狭い範囲には軟膏を選ぶ
部位によって適した選ぶ 塗り薬と言っても、実はクリームや軟膏、ローションなど剤形は様々。
カバー力や使用感が異なるため、塗布する患部で使い分けを意識するとより効果的でしょう。広い部分にはローションなどさらりとしたタイプ、また狭い範囲には軟膏などテクスチャが重たいものがオススメです。
乾燥肌の塗り薬を使う以外に他に出来る対策
乾燥の大敵は水分不足があげられますが、実はスキンケアだけに限らず「飲み水」も大切です。
ついつい乾燥すると外部から水分を補いたくなりますが、体の内側から保水するのも非常に大事です。
最近ではマスクをすることが多いため、特に飲水のタイミングがただでさえ減っているので水分補給を意識するようにしてください。
また、基本的にバランスの悪い食事はNGです。最近では糖質オフを心がけ、極端に炭水化物を抜いたりする方もいらっしゃいますがこれも肌への栄養の滞りが起こり、乾燥肌の原因に繋がります。
さらに気を付けるべきは「便秘」 腸内環境を整えることは健康的な肌への大事なステップです。便秘による血流の滞りが肌への乾燥の元になり、お肌も腸も元気がなくなってしまうのです。
乾燥肌の塗り薬の効果的な使い方
乾燥肌の塗り薬として、よく赤ちゃんからお年寄りまで幅広く使われる「ヘパリン類似物質」の塗り薬はローション、クリーム、油性クリームがあります。
正しい使い方を確認していきましょう。
ポイント
- 部位によって使い分ける
- 1日数回使用する
- 薬によって副作用が出た場合速やかに使用を中止する
部位によって使い分ける
広い部分はローションタイプ、狭い範囲はクリームタイプ、さらに水を使うことがある指先などは薬の流れ出しを防ぐように軟膏を選択します。
1日数回使用する
1日1~数回使用します。1日1回限りでは、保水力に限度があり、また昨今の事情だと手は特にアルコール消毒や手洗いの機会が非常に増えています。意識して塗布するようにしましょう。
薬によって副作用が出た場合速やかに使用を中止する
ヘパリン類似物質自体は優しい保湿剤ですが、まれに副作用が出る方もいらっしゃいます。そのときは速やかに使用を中止してください。
注意点としては感染対策としてボトルタイプのクリームなどは、なるべく他の人と共同で使わないようにしましょう。
またチューブの先などに幹部を擦り付けないように手に取るように心がけましょう。 塗布する際には摩擦しないよう意識して、やさしく塗り広げることが大切です。
乾燥肌の塗り薬はどんな人におすすめ
おすすめの人
- 顔全体が乾燥する人
- 全身が乾燥する人
- 手の甲のガサガサが気になる人
顔全体が乾燥する人
特にこれからの秋冬の季節は、空気が乾燥しお肌にも乾燥が目立ってくる時期です。
ただし、日常で顔の乾燥を感じてミストタイプの化粧水などを吹き掛けてばかりでは実は乾燥を促してしまい逆効果にも。
まずは毎日のお風呂上がりに医薬部外品でも販売されている薬用ローションや乳液をやさしく塗布しましょう。最近では保護剤として画期的な「ワセリン」が配合された薬用ローションもあります。
全身が乾燥する人
基本的なスキンケアとは別にオススメしたいのが「保湿入浴剤」です。薬用で販売されることも多く、また皮膚科の近くの薬局などにも販売されます。実はお風呂後が一番乾燥しやすく、体を洗うと油分も流れていくためしっかりとした全身保湿の意識が大切です。 お風呂上がりの保湿の際は塗り薬を、特に膝やかかとなど皮膚が固めでしっかりしたところは念入りに、やさしく塗布するように心がけましょう。
手の甲のガサガサが気になる人
手仕事、水仕事は日常から切り離せません。 だれもが一度は経験のある乾燥ダメージだと思いますが、日頃の薬の塗布のみではなかなか改善しないこともあります。
就寝前に手の甲にまんべんなく手のひらを使ってクリームや軟膏を塗布した後は、手袋などで患部を保護して徹底的に乾燥から守ることを意識してみてください。
まとめ
身体へのダメージのなかでも乾燥は身近であり、特にこれからの季節は常に乾燥ダメージと隣り合わせです。
たかが乾燥と甘く見ていると、すぐにバリア機能が失われていき、過敏症や炎症の原因ともなります。
乾燥は、皮膚科への受診の前にハンドクリームや化粧品で日頃から注意できる乾燥対策に加え、一般医薬品の保湿剤でしっかりと補うことができます。
今回おすすめの成分としてご紹介したヘパリンやワセリンも、ドラッグストアや薬局で気軽に購入することができますので、乾燥が少しでも気になった方はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
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